múlik

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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ハンガリー語[編集]

異表記・別形[編集]

発音[編集]

  • IPA(?): /ˈmuːlik/
  • 分綴: mú‧lik

語源[編集]

フィンウゴル祖語 *mule- より

動詞[編集]

múlik

  1. (自動詞, 時間) 経つ過ぎ去る経過する。
    類義語: halad, telik, repül, pereg
  2. (自動詞, コピュラ, 年齢) 過ぎる
    Pista harmincéves múlt.ピシュタは三十過ぎだ
  3. (自動詞) だんだん少なくなる
    類義語: elül
  4. (自動詞, 痛み) 静まるやわらぐ徐々に止まる
    類義語: csökken, csillapodik, enyhül, szűnik
  5. (自動詞) 依存する、左右される、任せる、…次第である、…の問題である。(~に -n/-on/-en/-ön)
    類義語: függ, áll
    Nem rajtam múlik.それは私次第ではない(私に依存していない)。

用法[編集]

  • この動詞は、語末に -ik があるものとないものの両方が存在する準同音語の動詞の一つである。(自動詞の場合は特に)辞書の語形である直説法現在不定活用3人称単数形を除き、全ての語形変化は同一である(一部に一致する派生形を持つ場合もある)。ただし、これらの2つの動詞はたいてい意味が異なり、無関係の場合もある。

例:

多少の違いのあるものとして:

したがって、動詞の意味がどちらが適切なのかを確かめるため文脈と項をよくチェックする必要がある。

活用[編集]

múlt の別形 múlott は、「依存する」もしくは多くはないが「過ぎ去る」という意味で使われる。múlt はすべての意味で使うことができる。

例:

Nem rajtam múlott/múlt.それは私次第ではない。
Az idő egyre csak múlt, és még mindig nem jött válasz.時間はどんどん過ぎているが、まだ答えは出ていない。
Próbáltam elaludni, de nem múlt a fájdalom.寝ようとしたが、痛みは静まらなかった。

派生語[編集]

(動詞派生接頭辞を伴って):

複合語[編集]

成句[編集]

参考文献[編集]