億劫

日本語

語源

• （おっくう）「億劫（おっこう）」の転じたもの。

発音

• (東京式) おっく​う [òkkúꜜù] (中高型 – [3])
• IPA^(?): [o̞k̚kɯ̟ᵝː]

形容動詞

億劫 (おっくう 又は おっこう)

1. （手足や頭を働かせることが）煩わしくて（すぐにはやりたくなく）面倒（目んどう）。
   • 部屋が散らかっていると物を探すのがおっくうになる（＝部屋が散らかっていると物を探すのが煩わしくて目んどうになる）。

活用と結合例

億劫-だ 形容動詞活用表（日本語の活用）

ダ活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
億劫	だろ	だっ で に	だ	な	なら	(無し)

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
推量・意志	億劫だろう	未然形 + う
過去・完了	億劫だった	連用形 + た
否定形	億劫でない	連用形 + ない
自動詞化	億劫になる	連用形 + なる
言い切り	億劫だ	終止形のみ
名詞化	億劫なこと	連体形 + こと
仮定条件	億劫ならば	仮定形 + ば
様態	億劫そうだ	語幹 + そうだ

類義語

• 面倒（目んどう）
• 煩わしい

名詞

億劫 (おっこう)

1. (時間) 1劫の1億倍。すなわち、極めて長い時間。