まぬけ

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日本語[編集]

名詞・形容動詞[編集]

まぬけ

  1. (蔑称) 何かを行ったときに、大事なところが足りず、完成していない状態、及び、そういうことをする人。注意力が足りない人。余計なことをして害を与える場合にも用いる。
    • 電車に乗ると大抵満員――それが日本特有の満員で、意地悪く押されもまれて、その上に足を踏みつけられ、おまけに踏んだ人から「間抜けめ、気を付けろい」などと 罵られて黙っていなければならなかった。(寺田寅彦 『電車と風呂』)
    • 大根といわれた若年に近い頃の写真を見ると間抜けなくらいおっとりしている。その間ぬけさがたちまち溌剌と生きて来て晩年の偉大を成している。(高村光太郎 『九代目団十郎の首』)

類義語[編集]