うつりかわる

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

動詞[編集]

うつりかわる移り変わる

  1. とともに変化する変遷する。
    • しかのみならず、貧富・強弱の有様は天然の約束にあらず、人の勉と不勉とによりて移り変わるべきものにて、今日の愚人も明日は智者となるべく、昔年の富強も今世の貧弱となるべし。――福沢諭吉 (1872年). “図書カード:学問のすすめ”. 青空文庫. 2023年6月5日閲覧。
    • 走馬灯のように移り変わる、それがことごとくこの世のものではないところの、怪しくも美しい光景、私はその当時の見聞を、どのような言葉で形容すればよいのでしょう。――江戸川乱歩 (1926年). “図書カード:鏡地獄”. 青空文庫. 2023年6月5日閲覧。
    • 京都は、東征軍の進発に、諸藩の人々の動きに、諸制度の改変に、あるいは破格な外国使臣の参内に、一切が激しく移り変わろうとするまっ最中にある。――島崎藤村 (1932年). “図書カード:夜明け前 第二部上”. 青空文庫. 2023年6月5日閲覧。

活用[編集]