コンテンツにスキップ

おざなり

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

日本語

[編集]

語源

[編集]

「御座」(その場)+「なり」

名詞・形容動詞

[編集]

おざなり【おなり・御座形】

  1. いいかげん、その場限りのこと。
    • お酒をやめて、ご病気をなおして、永生きをなさって立派なお仕事を、などそんな白々しいおざなりみたいなことは、もう私は言いたくないのでございます。「立派なお仕事」などよりも、いのちを捨てる気で、所謂悪徳生活をしとおす事のほうが、のちの世の人たちからかえって御礼を言われるようになるかも知れません。(太宰治斜陽』)

活用

[編集]

関連語

[編集]