たまふ
出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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目次
1
古典日本語
1.1
動詞
1.1.1
発音
1.2
動詞
1.2.1
関連語
古典日本語
[
編集
]
動詞
[
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]
たまふ
【
給
ふ、
賜
ふ】
(「
あたふ
(
与える
)」の尊敬語)お与えになる、
下
(
くだ
)
さる。
~して下さる。
~して下さい。
(補助動詞)~なさる。
いづれの御時にか
女御
更衣
あまた
さぶらい
たまひ
けるなかに
いと
やんごとなき
きわ
にはあらぬが
すぐれて
ときめき
たまふ
ありけり(『
源氏物語
・
桐壺
』冒頭部)
どの天皇様の御代であったか、女御とか更衣とかいわれる
後宮
がおおぜいいた中に、最上の
貴族
出身ではないが深い御
愛寵
を得ている人があった。(
与謝野晶子
訳)
たま-ふ 動詞活用表
(
日本語の活用
)
ハ行四段活用
語幹
未然形
連用形
終止形
連体形
已然形
命令形
たま
は
ひ
ふ
ふ
へ
へ
発音
[
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]
三拍動詞二類
(
?
)
連体形
(
平安時代
)たま
ふ
(
南北朝時代
)
た
ま
う
(
室町時代
)
た
もー
(
江戸時代
)
た
もー
動詞
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]
たまふ
【
給
ふ】
(謙譲語)
頂
(
いただ
)
く。
(補助動詞、動詞の連用形に接続)~させて頂く。
たえだえ忘れぬものに思ひ
たまへ
しを(『
源氏物語
・
帚木
』)
たま-ふ 動詞活用表
(
日本語の活用
)
ハ行下二段活用
語幹
未然形
連用形
終止形
連体形
已然形
命令形
たま
へ
へ
ふ
ふる
ふれ
へよ
関連語
[
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]
たまふ>
たぶ
>
たべる
カテゴリ
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古典日本語
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