でばる

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日本語[編集]

動詞[編集]

でばる る】

  1. 出っ張る
    • それから私たちは泥岩の出張った処に取りついてだんだん上りました。(宮沢賢治「イギリス海岸」)〔1923年〕[1]
  2. 出張する。
    • その報告を源次から受け取って、半七も首をかしげた。彼は念のために八丁堀同心へその次第を申し立てると、不審の筋ありというので葬式はひとまず差し止められた。町奉行所から当番の与力や同心が東山堂へ出張って、式(かた)のごとくにおまんの死体を検視すると、かれは普通の食あたりでなく、たしかに毒薬を飲んだのであることが判った。(岡本綺堂『半七捕物帳』「筆屋の娘」

活用[編集]

でば-る 動詞活用表日本語の活用
ラ行五段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形
でば

各活用形の基礎的な結合例
意味 語形 結合
否定 でばらない 未然形 + ない
意志・勧誘 でばろう 未然形音便 +
丁寧 でばります 連用形 + ます
過去・完了・状態 でばった 連用形音便 +
言い切り でばる 終止形のみ
名詞化 でばること 連体形 + こと
仮定条件 でばれば 仮定形 +
命令 でばれ 命令形のみ

翻訳[編集]

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  1. 青空文庫(2010年9月5日作成(底本:「イーハトーボ農学校の春」角川文庫、角川書店、1996年3月25日初版)https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/50766_40548.html 2019年6月1日参照。