出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
- 象形。原字は「𥎦」で、矢が的を射るさまを象る[字源 1]。のち装飾的な筆画を加えて「侯」の字体となる[字源 2]。「矢の的」を意味する漢語{侯 /*ɡ(r)oo/}を表す字。のち仮借して「領主、貴人」を意味する漢語{侯 /*ɡ(r)oo/}に用いる。
- ↑ 張世超、孫凌安、金国泰、馬如森 『金文形義通解』 中文出版社、1996年、1341-1345頁。
季旭昇撰 『説文新証』 芸文印書館、2014年、447頁。
林志強等評注 『《文源》評注』 中国社会科学出版社、2017年、104頁。
- ↑ 劉釗 『古文字構形学』 福建人民出版社、2006年、216-217頁。
- 矢の的。
- 爵位のひとつ。「公」に次ぐ第2位の貴族。
- 貴人。
字典掲載
康熙字典 |
103ページ, 7文字目 |
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) |
633 |
新潮日本語漢字辞典 (2008) |
367 |
角川大字源 (1992) |
276 |
講談社新大字典 (1993) |
495 |
大漢語林 (1992) |
358 |
三星漢韓大辞典 (1988) |
218ページ, 20文字目 |
漢語大字典 (1986-1989) |
1巻, 167ページ, 1文字目 |