出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
同胞 (どうほう 又は はらから)
- 親を共有する人。続柄では、同じ親から生まれた子供たちのうち、自分を除く人。
- けれど私は、生れてじきに亡くなったその兄のことよりも、もっとほかの同胞のことに気を惹かれていました。同胞……兄か弟か姉か妹かそんなことは分りませんが、何だか私にはまだ同胞があって、それがどこかで丈夫に元気に生きている……という気がしたのです。 (豊島与志雄『幻の園』)〔1936年〕
- 姉は十四、弟は十二である。それに四十ぐらいの女中が一人ついて、くたびれた同胞二人を、「もうじきにお宿にお着きなさいます」と言って励まして歩かせようとする。 (森鴎外『山椒大夫』)〔1915年〕
- 仲間。
- 国が敗れることは同時に自分も自分の家族も死に絶えることだとかたく思いこんでいた。親友たちも、親戚も、隣人も、そして多くの貧しい同胞たちもすべて一緒に死ぬることだと信じていた。(伊丹万作『戦争責任者の問題』)〔1946年〕
- 同じ国の人。
- この飛報は、瞬くひまに、山又山を越え、海の外までも傅はりて、一團の愁雲忽ち東海の空を掩へり。六千萬の同胞誰か憂懼に堪へざるものあらんや。 (大町桂月『箱根神社祈願の記』)〔1922年〕
- いとこ:祖父母を共有する人、親が同胞の関係の人。
- はとこ、またいとこ:曽祖父母を共有する人、祖父母が同胞の関係の人。
- 官話:
- 拼音: tóngbāo
- 注音符号: ㄊㄨㄥˊ ㄅㄠ
- ウェード式: tʻung2 pao1
- IPA(?): /tʰʊŋ³⁵ pɑʊ̯⁵⁵/
- 閩南語: tông-pau
- 客家語: thùng-pâu
同 胞 (ハングル:동포 (dongpo) )
- (日本語に同じ)同胞。