後月

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日本語[編集]

名詞[編集]

 

  1. (あとげつ、あとつき今月先月去月
    • 土饅頭の下に眠っているのは、後月あとげつのちょうど今日、兄十兵衛の木剣のために、道場でただ一打ちに撃殺された浪人の綾部大機の亡骸だった。(吉川英治 『柳生月影抄』)
    • 時に、後月あとつきのその舞台は、ちょっと清書にいたし、方々の御内見に入れますので、世間晴れての勤めは、更めて来たる霜月の初旬、さるその日本の舞台に立つ筈でござる。(泉鏡花 『白金之絵図』)
  2. のちのつき」の漢字表記。
    • 後月ノチノツキ 九月十三夜(『和漢音釈書言字考節用集』)

発音(?)[編集]

  • ア↗ト↘ケ゚ツ

関連語[編集]

固有名詞[編集]

 (しつき)

  1. 岡山県の郡名

中国語[編集]

名詞[編集]

 hòuyuè 簡体字:后月

  1. (文語、やや古い)来月
  2. (口語、現代)再来月

類義語[編集]

語義1