出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
- 構形本義不詳。「大」(人の正面形)に従い、脇の下に2つの器物を配している形で、一説に本義は「配偶」「輔相」。仮借して「あきらか」を意味する漢語{爽/*sraŋʔ/}を表す字。[字源 1]
- 脇の下に配している器物は、甲骨文字では「口」だったり、V字形の図形、平たい皿のような図形、袋のような図形、「火」「豆」「立」「五」字だったりと様々であり、「㸚」に従うのは漢代あたりから。
- 「㸚は胸の左右に加える文身の文様。婦人の死喪のとき、その屍に邪悪なる霊が憑くことを祓うために、乳房をモチーフとする朱の文身を加えた。」という説[字源 2]はそのような習慣があった証拠がなく、甲骨文字の字形を鑑みても誤説である。
- ↑ 季旭昇撰 『説文新証』 芸文印書館、2014年。P.259
- ↑ 白川静 『字通』
字典掲載
| 康熙字典 |
690ページ, 22文字目 |
| 諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) |
19746 |
| 新潮日本語漢字辞典 (2008) |
6812 |
| 角川大字源 (1992) |
1784 |
| 講談社新大字典 (1993) |
9481 |
| 大漢語林 (1992) |
6670 |
| 三星漢韓大辞典 (1988) |
1104ページ, 2文字目 |
| 漢語大字典 (1986-1989) |
1巻, 543ページ, 15文字目 |