日本語[編集]
淡粧 濃抹(たんしょうのうまつ)
- 薄化粧と厚化粧。
蘇軾「飲湖上初晴後雨(湖上に飲す 初めに晴れ後に雨ふる)」
- 【白文】
- 水光瀲灧晴方好
- 山色空濛雨亦奇
- 欲把西湖比西子
- 淡粧濃抹總相宜
- 【訓読文】
- 水光 瀲灧として晴れて方に好く
- 山色 空濛として雨も亦奇なり
- 西湖を把りて西子に比せむと欲さば
- 淡粧濃抹 総て相宜し
- 【現代語訳】
- 水面の光が細波に揺れて煌めく、晴れた日の西湖[1]は実に良い。
- 山の色が霧雨に滲む、雨の日の西湖もまた、独特の趣がある。
- 西湖を(当地出身の美女である)西施と比較しようとすれば、
- 薄化粧も厚化粧も、いずれもよく似合っており、素晴らしい。
- た↗んしょーのーまつ