出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
よりあい
- 「よりあう」の連用形。
よりあい【寄り合い】
- よりあうこと。会合をすること。
- 中世後期の共同体所属の構成員による評議・談合の場。
- 鎌倉幕府後期における事実上の最高意思決定機関。寄合衆。
- 江戸時代、3000石以上の旗本で役についていないこと。旗本寄合席
- 連歌・俳諧における、前句と付句を関係付ける契機となる言葉や物どうしの縁。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
よりあいしない |
未然形 + ない
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否定(古風) |
よりあいせず |
未然形 + ず
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自発・受身 可能・尊敬 |
よりあいされる |
未然形 + れる
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丁寧 |
よりあいします |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
よりあいした |
連用形 + た
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言い切り |
よりあいする |
終止形のみ
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名詞化 |
よりあいすること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
よりあいすれば |
仮定形 + ば
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命令 |
よりあいしろ よりあいせよ |
命令形のみ
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