わかつ

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]

発音[編集]

東京式アクセント[編集]

わ↗か↘つ

京阪式アクセント[編集]

↗わかつ

動詞[編集]

わかつかつ】

  1. (他動詞) 分ける分割する。
    • 田令によればこの園地もまた、地の多少に従って、人口に応じて、均しく分かたれるのである。(和辻哲郎「日本精神史研究」)〔1922年〕[1]
    • 昔は、人に道を譲り、人と利福を分かつという事が美徳の一つに数えられた。(寺田寅彦「電車の混雑について」)〔1922年〕[2]
  2. わきまえる。良いか悪いかよく考えて判断する。

活用[編集]

わか-つ 動詞活用表日本語の活用
タ行五段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形
わか

各活用形の基礎的な結合例
意味 語形 結合
否定 わかたない 未然形 + ない
意志・勧誘 わかとう 未然形音便 +
丁寧 わかちます 連用形 + ます
過去・完了・状態 わかった 連用形音便 +
言い切り わかつ 終止形のみ
名詞化 わかつこと 連体形 + こと
仮定条件 わかてば 仮定形 +
命令 わかて 命令形のみ

慣用句・複合語[編集]


古典日本語[編集]

発音[編集]

三拍動詞二類

平安時代[編集]

わか↗とぅ

南北朝時代[編集]

わ↘か↗とぅ

室町時代以降[編集]

わ↘かつ

動詞[編集]

わかつかつ】

  1. (現代語に同じ)わかつ。

活用

タ行四段活用
わか-つ

[編集]

  1. 青空文庫(2017年12月10日作成)(底本:「日本精神史研究」岩波文庫、岩波書店、2007年1月25日第16刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001395/files/49905_63366.html 2019年8月17日参照。
  2. 青空文庫(2003年6月26日作成)(底本:「寺田寅彦随筆集 第二巻」小宮豊隆編、岩波文庫、岩波書店、1997年5月6日第70刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/2449_11267.html 2019年8月17日参照。