出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
- (タク)居所。住居。
- しかるにある日のこと、僕は独りで散歩しながら計らずこの老先生の宅のすぐ上に当たる岡へと出た。(国木田独歩 『初恋』)
- (タク)家、家庭。
- わたくしの宅では毎年の餅を搗きましたので、峯の御坊へも持ってまいりました。室生犀星 『あじゃり』)
- (タク)自分の家、家庭。
- 「あなただってあれが御亭主でないとはおっしゃられないでしょう。」「ええ。宅の主人ですとも。」「わたくしはあなたの御亭主を知っていた友達に聞いてみて、確めたのです。」「ええええ。宅の主人に相違ございません。」(モルナール・フェレンツ Molnar Ferenc 森鴎外訳 『最終の午後』)
- (タク)自分の夫。主人。
- 宅と来た日にや、すぐ眼に角を立てるんですからね。あなたの処の旦那さまとぐらゐですわ、あたくしが自由にお話のできるのは……。うつかり、誰とでも口を利いてゐようもんなら、流石にその場では黙つてゐますけれど、あとで、やれ、お前の眼附きはたゞの眼附きぢやなかつたとか、やれ、相手の男は、おれの顔を見て、慌てゝ一足後へ退つたとか……。(岸田國士 『隣の花』)
- (「お宅」の形で)「あなた」の婉曲表現。
- つまり、お宅の仕事場を学校へ移したという風に考えて下すって好いのでそれであなたの仕事を生徒が見学すれば好いのです。(高村光雲 『幕末維新懐古談 学校へ奉職した前後のはなし』)
文字コード (文字集合規格)
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- Big5:
0xA676
- CNS 11643: 1面
0x4777
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| 韓国 |
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字典掲載
| 康熙字典 |
281ページ, 20文字目 |
| 諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) |
7064 |
| 新潮日本語漢字辞典 (2008) |
2534 |
| 角川大字源 (1992) |
2045 |
| 講談社新大字典 (1993) |
3447 3461 |
| 大漢語林 (1992) |
2486 |
| 三星漢韓大辞典 (1988) |
551ページ, 19文字目 |
| 漢語大字典 (1986–1989) |
2巻、913ページ、3文字目 |