出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
私 淑(ししゅく)
- 直接に教えは受けないが、ひそかにその人を模範として、自分の身を修め正すこと。
- 田口卯吉先生は学者として、識見家として尊敬すべき方であるが、出版の先覚としても私は常に私淑している。(岩波茂雄 『岩波文庫論』)
- 『孟子・離婁下』「予未得為孔子徒也,予私淑諸人也。」より
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
私淑しない |
未然形 + ない
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否定(古風) |
私淑せず |
未然形 + ず
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自発・受身 可能・尊敬 |
私淑される |
未然形 + れる
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丁寧 |
私淑します |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
私淑した |
連用形 + た
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言い切り |
私淑する |
終止形のみ
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名詞化 |
私淑すること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
私淑すれば |
仮定形 + ば
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命令 |
私淑しろ 私淑せよ |
命令形のみ
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私 淑(sīshū)
- (日本語に同じ)