出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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日本語[編集]
異表記・別形[編集]
裨 益(ひえき)
- 補い助けとなること。
- 私学校は人を教えて世の裨益をなすべき術に富めるといえども、この術を実地に施すべき財に貧なり。(福沢諭吉『学校の説』)
- 明治三十三年以来文部省の計画したる幾多の改革は一たびも文章に裨益したるを聞かず。(芥川龍之介『文部省の仮名遣改定案について』)
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
裨益しない |
未然形 + ない
|
否定(古風) |
裨益せず |
未然形 + ず
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自発・受身 可能・尊敬 |
裨益される |
未然形 + れる
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丁寧 |
裨益します |
連用形 + ます
|
過去・完了・状態 |
裨益した |
連用形 + た
|
言い切り |
裨益する |
終止形のみ
|
名詞化 |
裨益すること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
裨益すれば |
仮定形 + ば
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命令 |
裨益しろ 裨益せよ |
命令形のみ
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中国語[編集]
裨 益(bìyì)
- 補い助ける。
類義語[編集]