出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
語釈 (ごしゃく)
- 言葉の解釈。解釈行為自体、および、その結果作られる説明文。
- 自分の仕事は、主として語原や語史、語誌や語釈の、主として分解的な、しかし根本的本質的な方面の考究に専念し、綜合的方面の事業に意を致し力を注ぐまでには至らなかった。(新村出「自序」)〔1955年〕[1]
- その編纂者・松井簡治は、全体で約20万語の語釈を書くために、毎日早朝に起き、5時間の作業時間を取って、1日に約33語の語釈を書いていたと言います。(飯間浩明『辞書を編む』)〔2013年〕[2]
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
語釈しない |
未然形 + ない
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否定(古風) |
語釈せず |
未然形 + ず
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自発・受身 可能・尊敬 |
語釈される |
未然形 + れる
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丁寧 |
語釈します |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
語釈した |
連用形 + た
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言い切り |
語釈する |
終止形のみ
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名詞化 |
語釈すること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
語釈すれば |
仮定形 + ば
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命令 |
語釈しろ 語釈せよ |
命令形のみ
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