黙黙

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默默 も参照。

日本語[編集]

副詞[編集]

 (もくもく)

  1. 言葉を発しないさま。特に作業などを進めるにあたって、一心になって押し黙るさま。
    • めいめいで口をきいてめいめいの意見を吐露すべき会合の席上でいつでも黙々として始めからおしまいまで口を利かない人がある。もしかするとそれは口をきくと自分の美と尊厳をそこなうことを恐れる人ではないかという気がする。またこれと反対にいわゆる一言居士いちげんこじと称するのもある。これはもちろん自分の一言の真と美を信ずるからのことであろう。(寺田寅彦『柿の種』)〔1935年〕[1]
    • 併し我々は今更これが為めに何人をも怨みませぬ。何ずれの国にも反感を抱きませぬ。黙々として自ら省み、己れを責め、如何に辛らい試錬でも堪え抜く決心を極めております。(幣原喜重郎『新憲法に関する演説草稿』)〔1955年〕[2]
    • (...)山花さんは担当閣僚であるにもかかわらず、決して出しゃばらず、トップ会談で決まった変更を法案にする、極めて実務的な作業に黙々専念されたのであります。(河野洋平、衆議院会議録情報 第145回国会 本会議 第51号 故議員山花貞夫君に対する追悼演説)〔1999年〕