とらまえる

日本語

語源

「とらえる」と「つかまえる」が混交した語。

発音

• (東京式) とらまえ​る [tòrámáéꜜrù] (中高型 – [4])
• (東京式) とらま​える [tòrámáꜜèrù] (中高型 – [3])
• IPA^(?): [to̞ɾa̠ma̠e̞ɾɯ̟ᵝ]

動詞

とらまえる【捉まえる】

1. とらえる。つかまえる。
   • 彼はぜひとも大きな奴を捫（ひね）り出そうと思ってあちこち捜した。しばらく経ってやっと一つ捉（とら）まえたのは中くらいの奴で（魯迅『阿Q正伝』第三章　続優勝記略）

活用

活用と結合例

とらま-える 動詞活用表（日本語の活用）

ア行下一段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
とらま	え	え	える	える	えれ	えろ えよ

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	とらまえない	未然形 + ない
意志・勧誘	とらまえよう	未然形 + よう
丁寧	とらまえます	連用形 + ます
過去・完了・状態	とらまえた	連用形 + た
言い切り	とらまえる	終止形のみ
名詞化	とらまえること	連体形 + こと
仮定条件	とらまえれば	仮定形 + ば
命令	とらまえろ とらまえよ	命令形のみ