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あえる

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

日本語

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発音

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動詞

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あえるえる、える】

  1. (他動詞, 調理) 混ぜ合わせ調理をする。
    • 1903年、村井弦斎「食道楽」[1]
      マイナイスソースで赤茄子とチサとを和えてその肉に添えてサラダにしてもよし
    • 1932年、北大路魯山人「田螺」[2]
      白味噌に木の芽を入れ、すり合わしたものに、たにしを和える。これも関西方面では日常茶飯として行われる。

活用

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類義語

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派生語

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翻訳

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可能動詞

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あえる会える合える逢える遭える遇える

  1. あう」の可能動詞。あうことができる
    • 1914年、夏目漱石「こころ」[3]
      賑かな町の方へ一丁ほど歩くと、私も散歩がてら雑司ヶ谷へ行ってみる気になった。先生に会える会えないかという好奇心も動いた。
    • 1942年、太宰治「律子と貞子」[4]
      でも、あたしは行くわよ。もうまた、しばらく逢えないかも知れないんだものねえ。あたしは断然、送って行く。

活用

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あ-える 可能動詞活用表日本語の活用
ア行下一段活用
語幹未然形連用形終止形連体形仮定形命令形
える える えれ (無し)
各活用形の基礎的な結合例
意味語形結合
否定 あえない 未然形 + ない
意志・勧誘 あえよう 未然形 + よう
丁寧 あえます 連用形 + ます
過去・完了・状態 あえた 連用形 +
言い切り あえる 終止形のみ
名詞化 あえること 連体形 + こと
仮定条件 あえれば 仮定形 +

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  1. 青空文庫、2011年5月15日作成、2013年2月18日修正(底本:「食道楽(下)」岩波文庫、岩波書店、2008(平成20)年11月5日第4刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000810/files/50686_42916.html
  2. 青空文庫、2012年8月20日作成(底本:「魯山人味道」中公文庫、中央公論社、2008(平成20)年5月15日改版14刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001403/files/54952_48507.html
  3. 青空文庫、1999年7月31日公開、2010年10月31日修正(底本:「こころ」集英社文庫、集英社、1995(平成7)年6月14日第10刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/773_14560.html
  4. 青空文庫、2000年4月1日公開、2005年10月30日修正(底本:「太宰治全集5」ちくま文庫、筑摩書房、1989(平成元)年1月31日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/314_20121.html