出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
- 形声。原字は「𡉚」で、盛られた土に植物を植えるさまを象る。のち「寸(又)」を加えて「封」の字体になる。「土を盛って植物を植える(封樹)」を意味する漢語{封 /*p(r)oŋ/}を表す字[字源 1]。
- 楷書では偏が「圭」と同じ形となっているが、字形変化の結果同じ形に収束したに過ぎず、起源は異なる。
- 「丰」とは字源的に無関係。
- 土地の支配権を与える。
- 領土。
- 倉庫や容器を閉じ、内容物に触れられないようにする。
- 手紙を数える量詞。
- (日本)相手に攻撃を許さず勝利する。
- (フウ)封書などをとじてあけられないようにすること。そのようなとじめ。とじめのしるし。
(文語)封ずる/(口語)封じる
(ホウずる、ホウじる)
- ある土地の封建領主として任ずる。
- 御先祖頼重公が高松に封ぜられたのは、こういう時のために、四国を踏み固めようという将軍家の思し召しではないか。(菊池寛 『仇討禁止令』)
(フウずる、フウじる)
- 倉庫や容器を閉じ、内容物に触れられないようにする。
- 庵の掃除をしたあげく、最後に窓から手を出して何物か探す風をしてゐるので、変な奴だと思つて見てゐると、どこからか雨戸をガタガタ引つぱりだして、みんな窓を封じてしまつた。(坂口安吾 『剣術の極意を語る』)
- しかし郵便を出してくれると聞いて、自分も起き直って、ようよう硯など取り出し、東京へやる電報を手紙の中へ封じてある人に頼んでやった。(正岡子規 『病』)
- 閉じ込めて外に出さない。
- 「これで魔物は封じてしまったが、ただ一つ逃げた奴がある、ついすると、十八年目に祟りをするかも知れんから、その時の用意にこれをしんぜて置く」(田中貢太郎 『妖怪記』)
- 主張や能力等の発現を禁ずる又は控える。
- しかも前にいう通り、大正以後二十五年間は殆どその伎倆を完全に発揮する機会を封じられていたのであるから是非もない。(岡本綺堂 『源之助の一生』)
文字コード (文字集合規格)
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- Big5:
0xABCA
- CNS 11643: 1面
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| 韓国 |
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字典掲載
| 康熙字典 |
294ページ, 7文字目 |
| 諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) |
7426 |
| 新潮日本語漢字辞典 (2008) |
2647 |
| 角川大字源 (1992) |
2131 |
| 講談社新大字典 (1993) |
3595 |
| 大漢語林 (1992) |
2597 |
| 三星漢韓大辞典 (1988) |
581ページ, 21文字目 |
| 漢語大字典 (1986–1989) |
1巻、504ページ、14文字目 |