出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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漢字[編集]

字源[編集]

  • 象形。半円形の瓦を重ね合わせた様。

簡帛文字

小篆

流伝の古文字
戦国時代 説文
(漢)
《六書通》
(明)

意義[編集]

上声馬韻[編集]

名詞[編集]
  1. かわら屋根くことに用いる建材
    • 「都府樓纔看」(都府樓(とふろう)わづかに瓦の色を
      大宰府政庁のたかどのは瓦の色を見るだけ(で登らないほど謹慎する)。(『菅家後集』「不門」)
  2. かわらけ。素焼きの土器。
形容詞[編集]
  1. ばらばらに分解するさま。
量詞[編集]
  1. (中国)「瓦特」の略。SIにおける仕事率電力の単位ワットW
  2. (日本)グラムメートル法SIにおける質量単位の漢字表記。「瓦蘭姆」の略という。(cf.「」)

(「瓦」字の用法により「」の意味が異なる。)

去声禡韻[編集]

動詞[編集]
  1. 屋根をかわらで葺く。

日本語[編集]

発音(?)[編集]

名詞[編集]

  1. かわら屋根葺くことに用いる建材

接尾辞[編集]

  1. グラム:瓦蘭姆より)メートル法における質量単位の漢字表記。

熟語[編集]

手書きの字形について[編集]

  • 第2画及び第5画をつづけて書いてもよい。総画数は4画になる[1]
  • 第5画は第4画の下に同じ点で書いたり[2]、右上がりに書いた形もある[3]

中国語[編集]

*

名詞[編集]

  1. かわら、屋根などを葺くのに用いる素焼きの焼き物。
  2. 代から代にかけて、都市発達した歓楽街

類義語[編集]

語義1

語義2

熟語[編集]

朝鮮語[編集]

*

熟語[編集]

ベトナム語[編集]

*

コード等[編集]

点字[編集]

脚注[編集]

  1. 『常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)』p.124 2016年2月29日 文化庁
  2. 『手書きのための漢字字典』p.78 財前謙 明治書院(2011)
  3. 『楷行草 筆順・字体字典』初版 江守賢治 三省堂