出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
- (東京式) きゅうきょー [kyùúkyóó] (平板型 – [0])
- IPA(?): [kʲɨᵝːkʲo̞ː]
- (東京式) くっきょー [kùkkyóó] (平板型 – [0])
- IPA(?): [kɯ̟ᵝk̚ʲkʲo̞ː]
- (東京式) くきょー [kùkyóó] (平板型 – [0])
- IPA(?): [kɯ̟ᵝkʲo̞ː]
究 竟(きゅうきょう、くっきょう)
- とどのつまり、結局、畢竟。
- しばしば、「つまり」と訓ずる。
- 気の毒な思をしてお前との約束を変易するのも、私たちが一人娘を他へ遣つて了ふのも、究竟は銘々の為に行末好かれと思ふより外は無いのだ。(尾崎紅葉 『金色夜叉』)
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 | 語形 | 結合 |
否定 | 究竟しない | 未然形 + ない |
否定(古風) | 究竟せず | 未然形 + ず |
自発・受身 可能・尊敬 | 究竟される | 未然形 + れる |
丁寧 | 究竟します | 連用形 + ます |
過去・完了・状態 | 究竟した | 連用形 + た |
言い切り | 究竟する | 終止形のみ |
名詞化 | 究竟すること | 連体形 + こと |
仮定条件 | 究竟すれば | 仮定形 + ば |
命令 | 究竟しろ 究竟せよ | 命令形のみ |