冀望

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日本語[編集]

名詞[編集]

(きぼう)

  1. 願うこと。望むこと。希望
    • 余は従来一箇の冀望きぼういだけり。その冀望とは他なし、余が生前に在ってが微力を尽して成立せし一箇の大学校を建て、これを後世にのこし、ひそかに後人を利するあらんと欲する、これなり。――小野梓 (1882年). “図書カード:祝東京専門学校之開校”. 青空文庫. 2023年5月21日閲覧。
    • 「私は弁論を放棄します。その理由をこの席から述べさせてもらう。私は昨日総理以下三大臣に出席を求めておきました。議場に臨むは国家に対して大臣の尽すべき責任である。今日はさだめし出席あるものと信じ、且つそれを冀望しておったのですが、ただ後藤大臣だけが出席して演説されたにすぎない。その演説にしてからが聴くだけの価値なきものと私は断言する」――大鹿卓 (1941年). “図書カード:渡良瀬川”. 青空文庫. 2023年5月21日閲覧。

動詞[編集]


中国語[編集]

動詞[編集]

(jìwàng)

  1. 希望する。
  2. 企図する。