正則
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日本語
[編集]名詞
[編集]- 正しい規則や法則。
- 学校は正則と変則とに別れて居て、正則の方は一般の普通学をやり、変則の方では英語を重にやった。――夏目漱石 (1906年). “図書カード:落第”. 青空文庫. 2023年5月24日閲覧。
- 然るに世には、正則なる律格や押韻やの形式をもっていながら、本質上に於て詩と称し得ないような文学がある。――萩原朔太郎 (1928年). “図書カード:詩の原理”. 青空文庫. 2023年5月24日閲覧。
- 規則や規定に叶っていること。
- わたしはその時、もっと正則な、もっと作法にかなった、いってみれば、もっと文学的な本当の喧嘩をするためなら、それこそどんな代償を投げだしたかしれないほどである!――ドストエーフスキイ (1864年). “図書カード:地下生活者の手記”. 青空文庫. 2023年5月24日閲覧。
- 子供の頃に正則な科学教育を受けられなかった田舎者のひがみかもしれないが、そういう気がするのだから仕方がない。――中谷宇吉郎 (1946年). “図書カード:簪を挿した蛇”. 青空文庫. 2023年5月24日閲覧。
- (数学, 線型代数学) 正方行列Aの逆行列が存在すること。Aが正則行列であること。
形容動詞
[編集]活用と結合例