ぬすみみる
ナビゲーションに移動
検索に移動
日本語[編集]
動詞[編集]
- (他動詞) 本来見てはならないものを、人に気付かれないように見る。
- 人様のものは、たとえ葉書一枚でも、見てはならないと、そういう母のしつけだったのです。ですから、美津子さんの原稿などを盗み見ることは、わたくしには出来ませんでした。(豊島与志雄『花子の陳述』1952年)
- (他動詞) 近くにいる人の様子を本人に気づかれないようにして、ちらちら見る。
- 電車を待つものの、気ぜはしい心持で、それとなく、女の方を盗み見ながら、プラツトフオームを行つたり来たりする。(岸田國士『軌道(黙劇)』1925年)
- つぎつぎと食卓に運ばれて来るお料理を、どうして食べたらいいのやら、まるで見当が附かないのです。いちいち隣りの王子のほうを盗み見て、こっそりその手つきを真似て、どうやら口に入れる事が出来ても……(太宰治『ろまん燈籠』)
活用[編集]
マ行上一段活用 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
語幹 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 仮定形 | 命令形 |
ぬすみ | み | み | みる | みる | みれ | みろ みよ |
意味 | 語形 | 結合 |
---|---|---|
否定 | ぬすみみない | 未然形 + ない |
意志・勧誘 | ぬすみみよう | 未然形 + よう |
丁寧 | ぬすみみます | 連用形 + ます |
過去・完了・状態 | ぬすみみた | 連用形 + た |
言い切り | ぬすみみる | 終止形のみ |
名詞化 | ぬすみみること | 連体形 + こと |
仮定条件 | ぬすみみれば | 仮定形 + ば |
命令 | ぬすみみろ ぬすみみよ |
命令形のみ |
発音[編集]
東京アクセント[編集]
- ぬ↗すみみ↘る
京阪アクセント[編集]
- ↗ぬすみみる