出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
使 嗾(しそう ;本来は「指嗾」であり誤記であるが現在は定着している)
- 唆すこと。けしかけること。
- 友よ、自分は君の所謂「動物力」によつて未だに生きてゐる。さうしてその「動物力」の使嗾によつて自分たちの瓦全を何か意味あることのやうに思ひ、且つは君の玉碎を惜み悲しんでゐる。(佐藤春夫 『芥川龍之介を哭す』)
- 本来の漢語として、「そそのかす」は、「指嗾」または「嗾使」であるが、混同されたもの。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
| 意味 | 語形 | 結合 |
| 否定 | 使嗾しない | 未然形 + ない |
| 否定(古風) | 使嗾せず | 未然形 + ず |
自発・受身 可能・尊敬 | 使嗾される | 未然形 + れる |
| 丁寧 | 使嗾します | 連用形 + ます |
| 過去・完了・状態 | 使嗾した | 連用形 + た |
| 言い切り | 使嗾する | 終止形のみ |
| 名詞化 | 使嗾すること | 連体形 + こと |
| 仮定条件 | 使嗾すれば | 仮定形 + ば |
| 命令 | 使嗾しろ 使嗾せよ | 命令形のみ |