出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
先 憂 後 楽 (せんゆうこうらく)
- 為政者というものは、先ず天下の憂いを除き、民が楽しめるようになって、初めて共に楽しむべきとする心得。
- 范仲淹『岳陽樓記』中の句「先天下之憂而憂、後天下之樂而樂歟」より。
- 元は、『説苑』「先憂事者後樂、先傲事者後憂」や『大戴礼記』「先憂事者後樂事、先樂事者後憂事」に見られる句に由来する。ただし、これらの句は、「後の憂いを残さないように、物事の初めのうちに処理をしておくべきである」という意味。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
| 意味 | 語形 | 結合 |
| 否定 | 先憂後楽しない | 未然形 + ない |
| 否定(古風) | 先憂後楽せず | 未然形 + ず |
自発・受身 可能・尊敬 | 先憂後楽される | 未然形 + れる |
| 丁寧 | 先憂後楽します | 連用形 + ます |
| 過去・完了・状態 | 先憂後楽した | 連用形 + た |
| 言い切り | 先憂後楽する | 終止形のみ |
| 名詞化 | 先憂後楽すること | 連体形 + こと |
| 仮定条件 | 先憂後楽すれば | 仮定形 + ば |
| 命令 | 先憂後楽しろ 先憂後楽せよ | 命令形のみ |