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刺激

出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

日本語

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この単語の漢字

常用漢字
げき
第六学年
音読み

発音

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名詞

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(しげき)刺戟」の「同音の漢字による書きかえ

  1. 触覚視覚などの感覚引き起こすこと。神経興奮させること。内臓器官の働きを活発にさせること。また、その原因となるもの。
    • 「刈ったばかりの芝生が素足をチクチクと刺激する。」「甲状腺刺激ホルモン」
  2. 感情興味かき立てること。あるいは、平穏な状態をかき乱すこと。ある行動をするきっかけとなること。また、その原因。
    • 「彼の見せびらかすような態度は、私の嫉妬心を刺激した。」
    • 「この女は云はば含羞草(おじぎさう)である。一定の刺戟を与へさへすれば、必ず彼の思ふ通りの反応を呈するのに違ひない。しかし刺戟は簡単である。ぢつと顔を見つめても好い。或は又指先にさはつても好い。女はきつとその刺戟に保吉の暗示を受けとるであらう。」(芥川龍之介 『あばばばば』)
  3. 行動思考活発にさせること。また、その原因。
    • 「大規模減税で消費を刺激する」

翻訳

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動詞

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する (しげきする)

翻訳

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中国語

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発音

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(ファイル)
(ファイル)
  • 閩南語: 廈門, 漳州, 台湾語:
    • 白話字: chhì-kek
    • 台湾ローマ字: tshì-kik
    • 普実台文: chie'keg
    • IPA (台北): /t͡ɕʰi¹¹⁻⁵³ kiɪk̚³²/
    • IPA (高雄): /t͡ɕʰi²¹⁻⁴¹ kiɪk̚³²/
    • IPA (廈門, 漳州): /t͡ɕʰi²¹⁻⁵³ kiɪk̚³²/
  • 閩南語: 泉州:
    • 白話字: chhì-kiak
    • 台湾ローマ字: tshì-kiak
    • 普実台文: chie'kiag
    • IPA (泉州): /t͡ɕʰi⁴¹⁻⁵⁵⁴ kiak̚⁵/
  • 閩南語: 台湾語(異読):
    • 白話字: chhì-khek
    • 台湾ローマ字: tshì-khik
    • 普実台文: chie'qeg
    • IPA (高雄): /t͡ɕʰi²¹⁻⁴¹ kʰiɪk̚³²/
    • IPA (台北): /t͡ɕʰi¹¹⁻⁵³ kʰiɪk̚³²/
    • 潮州語: ceng3 gêg4
  • 閩東語:
    • 福州語:
    平話字: ché̤ṳ-gék
    IPA(?): /t͡sʰy²¹³⁻⁵³ (k-)ɛiʔ²⁴/
  • 客家語:
  • 呉語: tshy3cih

動詞

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  1. 刺激する。