出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
- 「もやもや」などと同様のオノマトペに対する当て字か。漢文の「有りか無しか」の音読という説は付会と考えられる。
有耶無耶 (うやむや)
- 曖昧ではっきりとしていない様子。
- 生きてあらんほどの自覚に、生きて受くべき有耶無耶の累を捨てたるは、雲の岫を出で、空の朝な夕なを変わると同じく、すべての拘泥を超絶したる活気である。(夏目漱石『虞美人草』)
- 結局、若者たちと太田の話し合いはうやむやに終わってしまった。(澤西祐典『湯けむり』)
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
| 意味 | 語形 | 結合 |
| 推量・意志 | 有耶無耶だろう | 未然形 + う |
| 過去・完了 | 有耶無耶だった | 連用形 + た |
| 否定形 | 有耶無耶でない | 連用形 + ない |
| 自動詞化 | 有耶無耶になる | 連用形 + なる |
| 言い切り | 有耶無耶だ | 終止形のみ |
| 名詞化 | 有耶無耶なこと | 連体形 + こと |
| 仮定条件 | 有耶無耶ならば | 仮定形 + ば |
| 様態 | 有耶無耶そうだ | 語幹 + そうだ |