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出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

漢字

字源

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  • 」の略体(」→「」の類推)。「禪」については禪#字源の項目を参照。

意義

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  1. 古代中国天子による祭祀の一種。壇を築いて天をまつることとしている字書が多いが、「封禅」というときの「」がその意味で、地面を平らにして地をまつるのが「禅」であるともいう。
  2. 天子がを譲ること。禅位。→禅譲
  3. 瞑想などの意。
    1. 古代インド文化宗教における伝統的な瞑想法。
    2. 仏教の瞑想法。特に、禅宗化されたそれ。坐禅
    3. 禅宗のこと。

語源

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意義3: サンスクリット ध्यान (dhyāna ディヤーナ), パーリ語 jhāna (ジャーナ, ジュハーナ) から。その訛った発音の音写。また、禅那が原語の音写。また、「禅定」の「定」は原義の意訳という。

熟語

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日本語

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常用漢字

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  • アクセント ゼ↘ン"

名詞

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(読みはすべて「ぜん」)

  1. 何ごと(何もの)にも執着せず、また、それらに揺るがされることのない、落ちついて清く澄んだ静かな。また、さとり境地
  2. 1のような心の状態に到達するための修行や生活のしかたのこと。しばしば比喩としても用いる。例:書道)は禅だ。
  3. 2のうち特に、坐禅のこと。また、瞑想のこと。
  4. 禅宗のこと。
  5. 天子を譲ること。禅位。→禅譲

翻訳

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語義3

熟語

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中国語

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*

朝鮮語

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*

文字情報

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U+7985, 禅
CJK 統合漢字-7985

[U+7984]
CJK統合漢字
[U+7986]
文字コード (文字集合規格)
-


漢点字 六点漢字
字典掲載
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) 24754/24787'
新潮日本語漢字辞典 (2008) 8143
角川大字源 (1992) 6752
講談社新大字典 (1993) 11239
大漢語林 (1992) 7922
三星漢韓大辞典 (1988) 1265ページ, 8文字目
漢語大字典 (1986-1989) 4巻, 2402ページ, 7文字目