出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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漢字[編集]

  • 部首: + 0
  • 総画: 6画
  • 筆順
    (日本の学校で教えている筆順)
    (中国における筆順。また、日本でもこのような筆順をとることもある[1]。)

字源[編集]

金文 甲骨文字 金文

簡帛文字 簡牘文字

小篆

流伝の古文字
西周

戦国時代 説文
(漢)
《六書通》
(明)

意義[編集]

  1. みみ

日本語[編集]

読み[編集]

名詞[編集]

  1. みみ聴覚を感ずる感覚器及びその周辺器官
    • 耳が痒い。
  2. みみ)特に哺乳類で、語義1の器官に音を集める働きを有する器官。耳朶みみたぶ
    • 兎のは長い。
  3. みみ傾聴する意思
    • 聞くを持たない。 の痛い話だ。
  4. (仏教) 聴覚機能聴覚器官五根六根十二処のひとつ。耳根にこん耳処にしょ(ウィキペディア「三科」、「五位」も参照)。

翻訳[編集]

語義1

助詞(漢文[編集]

  1. (漢文の読み下しで)のみ。~だけ。
  1. 「直不百歩」(ただ、百歩ならざるのみ

熟語[編集]

手書きの字形について[編集]

  • 下の横画(日本の学校で教えている筆順における第5画)について、右側を払って書かなければならないと解釈する人が多く、一部の副読本[2]にもそのような記述が見られるが、実際は止めても払ってもよい。[3]
  • 下の横画(日本の学校で教えている筆順における第5画)について、上記筆順画像のように縦画から出しても、縦画から出さずに止めてもよい。この書き方は、この字単体か、構成要素としての字かは問わない。[4]

中国語[編集]

*

語源[編集]

シナ・チベット祖語 *r/g-na

熟語[編集]


朝鮮語[編集]

*

熟語: 朝鮮語[編集]

ベトナム語[編集]

*

名詞[編集]

  1. みみ

コード等[編集]

点字[編集]

脚注[編集]

  1. 『大きな活字の楷行草筆順・字体字典』江守賢治 三省堂 1983年
  2. 学習漢字996字の読み方・書き方 初版(1978年 小学館)
  3. 常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)について Q70
  4. 『常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)』p.56,p.93 2016年2月29日 文化庁