出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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霝
- 不明。以下のような説がある。
- 会意。「雨」+「品(多いの意味)」。「おおあめ」を意味する。
- 会意。「雨」+「口(器の象形)」。器で雨水を受け止めているさまを象る。
- 会意。「雨」+羨符「口」。「こさめ」を意味する漢語{零 /*riiŋ/}を表す字。
- 説文解字では誤って「雨」+声符「𠱠」と分析されているが、甲骨文字を見れば分かるように「𠱠」とは関係がない。
ただし、ここに示されている甲骨文字は「𩅟(雹の古字)」であり、「𠱠」は「雹」の象形文字であるため注意が必要である。「霝」の甲骨文字は「雨」と「口」二つで構成される。
- 「零」の同字(『漢語大字典』掲載)。雨滴が落ちる。
- 空。
- 「靈」の通字(『漢語大字典』掲載)。効き目。
- 「令」の通字(『漢語大字典』掲載)。善い。
霝 *
霝 *