古典日本語「ささぐ」 < 「さしあぐ」 < 接頭辞「さし」 + 「あぐ」(上ぐ)
ささげる【捧げる】
- 両手で自分の目より高く上げる。
- (古用法) 誇示する。かかげる。
- 献上する。献呈する。
- 自分の持っている気持ちや態度を相手に示す。目的のために人生などをさしだす。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
ささげらない |
未然形 + ない
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意志・勧誘 |
ささげろう |
未然形音便 + う
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丁寧 |
ささげります |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
ささげった |
連用形音便 + た
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言い切り |
ささげる |
終止形のみ
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名詞化 |
ささげること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
ささげれば |
仮定形 + ば
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命令 |
ささげれ |
命令形のみ
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