「益する」の版間の差分

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#*1872年、福沢諭吉「学問のすすめ」<ref>青空文庫(2008年1月14日作成、2014年4月28日修正)(底本:「日本の名著 33 福沢諭吉」中公バックス、中央公論社、1984(昭和59)年7月20日初版)https://www.aozora.gr.jp/cards/000296/files/47061_29420.html</ref>
#*1872年、福沢諭吉「学問のすすめ」<ref>青空文庫(2008年1月14日作成、2014年4月28日修正)(底本:「日本の名著 33 福沢諭吉」中公バックス、中央公論社、1984(昭和59)年7月20日初版)https://www.aozora.gr.jp/cards/000296/files/47061_29420.html</ref>

2022年1月21日 (金) 13:44時点における版

日本語

動詞

する (えきする)

  1. (自動詞, 他動詞, 文章語) (「~に益する」の形または「~を益する」の形で)~にとって役に立つ。~にとって利益となる。
    • 1872年、福沢諭吉「学問のすすめ」[1]
      その飲酒、遊冶を禁じたるうえ、またしたがって業につき、身を養い、家に益することありて、はじめて十人並みの少年と言うべきなり。
    • 1905年、伊藤左千夫「家庭小言」[2]
      然り教導的に家庭を説くは、全く無意義なもので、家庭を益することは少く、害する方が多いに極って居る。
    • 1935年、寺田寅彦「死刑囚」[3]
      くだらない人間や、あるいはきわめていけない人間の書いたものでも後世を益することはある。

活用

  1. 青空文庫(2008年1月14日作成、2014年4月28日修正)(底本:「日本の名著 33 福沢諭吉」中公バックス、中央公論社、1984(昭和59)年7月20日初版)https://www.aozora.gr.jp/cards/000296/files/47061_29420.html
  2. 青空文庫(2017年3月11日作成)(底本:「作家の自伝102 伊藤左千夫」日本図書センター、2000(平成12)年11月25日初版第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000058/files/57470_61374.html
  3. 青空文庫(2003年7月2日作成、2010年11月8日修正)(底本:「柿の種」岩波文庫、岩波書店、1997(平成9)年10月15日第9刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/1684_11274.html