出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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漢字[編集]

字源[編集]

  • 形声。「」+音符「 /*TIT/[字源 1]。のち「人」に羨符(意味を持たない装飾的な記号)「𫝀」を加えて「致」の字体となる。「いたす」を意味する漢語 /*trits/}を表す字。
    • 説文解字』では「至」+「」と分析されているが、金文の形を見ればわかるように、これは誤った分析である。[字源 2]
  1. 何琳儀 『戦国古文字典』 中華書局、1998年、1087頁。
  2. 陳漢平 『金文編訂補』 中国社会科学出版社、1993年、134頁。

意義[編集]

  1. いた-す。
    1. おくる。つかわす。「送致」
    2. 伝える。「致言ゲンをいたす」
    3. かえす。官を辞する。「致仕
    4. まかす。ゆだねる。「事君能致其身きみにつかえてよくそのみをいたす」〈論語・学而〉
    5. いたらせる。まねきよせる。「招致」
    6. いどむ「致戦たたかいをいたす」
    7. きわめる。きわめつくす。「君子学以致其道クンシはまなびてもってそのみちをいたす」〈論語・子張〉
    8. なす。なしとげる。
  2. おもむき。ありさま。「風致
  3. むね。意味。趣旨。「一致」「合致」
  4. こまかい。=緻。「緻密
  5. いたる。とどく。=至。

日本語[編集]

発音(?)[編集]

熟語[編集]


中国語[編集]

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熟語[編集]


朝鮮語[編集]

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熟語[編集]


ベトナム語[編集]

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コード等[編集]