せまる

日本語

語源

古典日本語「せまる」

発音

• (東京式) せま​る [sèmáꜜrù] (中高型 – [2])
• IPA^(?): [se̞ma̠ɾɯ̟ᵝ]
• (京阪式) せまる

動詞

せまる【迫る・逼る・拶る】

1. (自動詞) 間隔が小さくなる。
2. (自動詞) すぐ近くにまでおしよせる。圧迫するほどに接近する。
3. (自動詞) 期限などが近付く。
4. (自動詞) ある状況、状態に近付く。
5. (自動詞) 余裕などが無くなる。困窮する。
6. (他動詞) ある事をするように強い態度で求める。

活用

活用と結合例

せま-る 動詞活用表（日本語の活用）

ラ行五段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
せま	ら ろ	り っ	る	る	れ	れ

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	せまらない	未然形 + ない
意志・勧誘	せまろう	未然形音便 + う
丁寧	せまります	連用形 + ます
過去・完了・状態	せまった	連用形音便 + た
言い切り	せまる	終止形のみ
名詞化	せまること	連体形 + こと
仮定条件	せまれば	仮定形 + ば
命令	せまれ	命令形のみ

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古典日本語

発音

三拍動詞二類^(?)

• 連体形

  (平安時代)しぇまる

  (南北朝時代)しぇ​まる

  (室町時代)しぇ​まる

  (江戸時代)せ​まる

動詞

せまる【迫る・逼る・拶る】

1. 近（ちか）付（づ）く。
2. 狭（せま）くなる
3. 生活に困窮する。

活用

せま-る 動詞活用表（日本語の活用）

ラ行四段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
せま	ら	り	る	る	れ	れ

諸言語への影響

• 現代日本語: せまる