出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
(学校で教えている筆順)
(別[1]。また全盲者もこちらの筆順による[2])
- 『説文解字』によると「土,地之吐生物者也。二象地之下、地之中物出形也 ― 土は、地中にあって〔植物や虫などを〕生え生じさせるもの。二は地面の下にあるさまに象る。地中のものが生え出ずるのである」という。
- 「吐」は、類音による注釈。『説文』は土中から何かが生え生じるさまの象形字と考えた。
- (つち)地を構成する物質。一般に、石や砂に比べ、粒子が細かく、湿り気を帯びているものをさす。土壌。
- (ト)(土耳古の第1字)トルコを意味する語を作る。
- (ド)曜日の一つ。土曜日。用法: ほかの曜日とリズムを合わせるため「どー」と発音されることがある(「火木土」: かーもくどー)。
― 太陽よ、月よ、下方にある大地を照らしてあれ。
- 夫萍樹根于水,木樹根於土,鳥排虛而飛,獸蹠實而走(『淮南子/原道訓』)
― それ、浮草は水面において根付き、樹木は地面において根付く。鳥は虚空を掃いて飛び、獣は実体(=虚空でないもの)を踏んで走る。
土 *
- ↑ "Axel Schuessler, ABC Etymological Dictionary of old chinese, University of Hawaii Press, 2006, p. 501."
字典掲載
康熙字典 |
223ページ, 1文字目 |
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) |
4867 |
新潮日本語漢字辞典 (2008) |
1830 |
角川大字源 (1992) |
1489 |
講談社新大字典 (1993) |
2511 |
大漢語林 (1992) |
1774 |
三星漢韓大辞典 (1988) |
453ページ, 23文字目 |
漢語大字典 (1986-1989) |
1巻, 415ページ, 1文字目 |
- ↑ 新読本漢字研究 糸長徳松 著 (富山房[ほか], 1910)pp.134
- ↑ 縦を2画目に書くと、最終画とうまく接することができないため、この筆順で書いている。(参考リンク)