さけ

サケ も参照。

日本語

名詞

さけ 【酒】

1. ［広義］　エタノール^(wp)を含み、飲むと酩酊感を得ることのできる飲料。アルコール飲料ともいう。
   • 日本の現行酒税法^(wp)では、アルコール分（飲用アルコール分）1度以上の飲料を指す。
   • 語義2と混同しやすいが、酒類（しゅるい）という表現をとれば、明確に語義1を指す。ただし、口頭では「種類（しゅるい）」と区別する必要から「酒類（さけるい）」「種類（たねるい）」と呼び分けることもある。しかしまた、「酒類（さけるい）」は語義2の「日本酒類（にほんしゅるい）」を意味する語でもある。
2. ［狭義］　日本酒^(wp)。

翻訳

語義1 アルコール飲料

• 英語: liquor ^(en)
• 朝鮮語: 술 ^(ko) (sul)

語義2 日本酒

• 英語: sake ^(en), saké ^(en)
• フランス語: saké ^(fr)
• 朝鮮語: 일본술 ^(ko) (Ilbonsul), 일본주 ^(ko) (Ilbonju)

関連語

• 酒類（しゅるい、さけるい）
• 栄え水（さかえみず）
• お酒（おさけ） / 御酒（ごしゅ、みき） / みき（御酒、神酒） / おみき（お御酒、お神酒）
• うまさけ

成句

• 赤きは酒のとが
• 新しい酒を古い革袋に入れる
• 一杯は人酒を飲む二杯は酒酒を飲む三杯は酒人を飲む
• 御神酒上がらぬ神はない
• 此処までお出で甘酒進じょ
• 酒屋へ三里豆腐屋へ二里
• 酒が酒を飲む
• 酒が回る
• 酒に飲まれる / 酒に呑まれる
• 酒に別腸あり
• 酒の燗は人肌
• 酒の酔い本性違わず
• 酒の酔い本性忘れず
• 酒は憂いの玉箒
• 酒は百薬の長
• 酒盛って尻切られる
• 酒人を呑む
• 酒を煮る
• 漿を乞いて酒を得る
• 斗酒猶辞せず
• 林間に酒を煖めて紅葉を焼く