万
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漢字[編集]
万
字源[編集]
古くから『萬』に通ずるが、『萬』との関係は必ずしも明らかでない。
- 白川静によれば、「万」はもとの字は「萬」に作る。[2]
- 一説に、「万」と「萬」とは別字[3][4]で、「万」は浮き草の象形[4]。ただし本説も「万」と「萬」が古くから通用していることは認めている。
- 「卍」が字源だとする説もある。大漢和辞典によれば「西域では萬の數を表はすに卍を用ひる。万の字はその變形である。」[5]藤堂明保らもこの説を採用している。[6]こちらの説も古くから両字が通ずることを認めている。
意義[編集]
日本語[編集]
発音(?)[編集]
名詞[編集]
翻訳[編集]
熟語[編集]
中国語[編集]
- ローマ字表記
数詞[編集]
- (数詞) 十の四乗。
熟語[編集]
朝鮮語[編集]
- ハングル: 만
- 音訓読み: 일만 만
- 文化観光部2000年式: man
- マッキューン=ライシャワー式: man
- イェール式: man
ベトナム語[編集]
コード等[編集]
- Unicode
- 16進: 4E07
万
- 10進: 19975
万
- 16進: 4E07
- JIS X 0208(-1978,1983,1990)
- 四角号碼 : 10227
- 倉頡入力法 : 一尸 (MS)
点字[編集]
脚注[編集]
- ↑ 「ノ」を2画目に書く流派もある。(参考)新読本漢字研究 糸長徳松 著 (富山房[ほか], 1910)pp.133
- ↑ 『新訂 字訓』(白川静著、平凡社)766ページ「よろづ」項
- ↑ 『大漢語林』(鎌田正・米山寅太郎著、大修館書店)20ページ「万」項「解字」欄
- ↑ 4.0 4.1 『新潮日本語漢字辞典』(新潮社編、新潮社)29ページ「万」項「解字」欄
- ↑ 『大漢和辞典 巻一』(諸橋轍次著、大修館書店)104ページ「万」項「参考」欄
- ↑ 『学研 新漢和大字典』(藤堂明保・加納喜光編、学習研究社)21ページ「万」項「解字」欄
- ↑ 7.0 7.1 『大漢和辞典 巻一』(諸橋轍次著、大修館書店)104ページ「万」項
- ↑ 8.0 8.1 『新潮日本語漢字辞典』(新潮社編、新潮社)28ページ「万」項
- ↑ 9.0 9.1 『学研 新漢和大字典』(藤堂明保・加納喜光編、学習研究社)20ページ「万」項「音」欄。藤堂らは「万」の呉音を「モン」とし、「マン」は慣用音であるとする。