出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
- 筆順 :
(日本における筆順)
(中国における筆順)
- 象形。戈を担いだ人を象る。「になう」「かつぐ」を意味する漢語{荷 /*ɡˤajʔ/}を表す字。のち仮借して疑問詞の{何 /*ɡˤaj/}に用いる。[字源 1]
- のち疑問を表す符号として振り返る頭を加えて「⿰旡丂」の字形となり、羨符「口」を加えて「𣄰」の字形となり、筆画中の「旡」が「人」に、「可」が音符「可 /*KAJ/」に訛変し「何」の字形となる。
- ↑ 張世超、孫凌安、金国泰、馬如森 『金文形義通解』 中文出版社、1996年、1992頁。
季旭昇撰 『説文新証』 芸文印書館、2014年、634頁。
- (疑問詞)なに。
- (譲歩)なんであっても。
- (反語)どうして、~であろうか(=決して、~ではない)。
- (中国)姓のひとつ、広東に見られる「Ho(ホー)」。
字典掲載
康熙字典 |
98ページ, 15文字目 |
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) |
511 |
新潮日本語漢字辞典 (2008) |
263 |
角川大字源 (1992) |
185 |
講談社新大字典 (1993) |
403 |
大漢語林 (1992) |
236 |
三星漢韓大辞典 (1988) |
208ページ, 5文字目 |
漢語大字典 (1986-1989) |
1巻, 130ページ, 4文字目 |