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漢字[編集]

字源[編集]

  • 会意。「田の中、いっぱいに米のある形」+「口」、「稠密」の「」の原字。「口」は、ものを巡らすことを意味する(説文解字、藤堂)。又、上部は周族(姫氏)の象徴である盾の象形であり、下部は神器を意味する会意で、周朝の威光から「あまねく」の意を生じ、「めぐる」の意味は仮借(白川)。

意義[編集]

  1. 中国の王朝名。
    1. 武王がを滅ぼして建てた国。中原を中心に分権的な封建制を展開、王朝の後半は、北方民族の侵攻を受けるなどにより、宗主国としての地位を失い、各地の諸侯が勃興する春秋戦国時代を迎えたが、その文化は、諸子百家を生むなど、文化の基礎を築く時代となった。
    2. 上記王朝に因んで名付けられた中国の王朝、北周後周など。詳細はw:周 (曖昧さ回避)を参照。
  2. あまねくすみずみまでゆきとどくこと。
  3. まわるめぐるくりかえす。また、まわり
  4. 周回することを数える単位。

日本語[編集]

発音(?)[編集]

名詞[編集]

  1. シュウ)平面図形の内部外部を分ける曲線。あるが、閉曲線の性質を持つとき、その閉曲線自身。

助数詞[編集]

  1. シュウ)周回を数える言葉。必ずしも正円を描いたり、角度で計測できるとは限らない。「」に置き換えられる場合がある。
    • グラウンドを三走る。
    • 糸を何も巻き付ける。
    • 回覧板が一して、また自分の所に来た。

固有名詞[編集]

  1. 中国の王朝名。

熟語[編集]

中国語[編集]

*

名詞[編集]

  1. まわり。周囲。
  2. (時間の単位)。七日。

動詞[編集]

  1. 回る。一周する。

固有名詞[編集]

  1. 中国の王朝名。

人名[編集]

  1. 中国人ののひとつ。百家姓第5位。

熟語[編集]

朝鮮語[編集]

*

名詞[編集]

固有名詞[編集]

  1. 中国の王朝名。

人名[編集]

  1. 朝鮮人ののひとつ。

熟語[編集]

ベトナム語[編集]

*

形容詞[編集]

  1. 周到

コード等[編集]

点字[編集]