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出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

漢字

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字源

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  • 𧿞」の略体[字源 1]。「あし」「たりる」を意味する漢語 /*tsok/}を表す字。
    • かつては小篆をもとに足の象形(「」と同一字)と解釈するのが定説であった[字源 2]が、これは誤った分析である。
    • もと甲骨文字金文の「*」(「吹く」とは異なる字)が{足}を表す字であったが、のち人の足の部分(「」)が独立して「𧿞」の字形となり、さらに「」を省いて「足」の字形となった。「吹*」については吹#字源を参照。

字形演変

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「疋」「足」の演変
「疋」「足」の演変

参考文献

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  1. 陳聞達《説“足”字的形體來源兼論相關問題》『第九届中国文字発展論壇論文集』中州古籍出版社、2024年、82-97頁。
  2. 裘錫圭 『文字学概要』 商務印書館、1988年、115頁。
    張世超、孫凌安、金国泰、馬如森 『金文形義通解』 中文出版社、1996年、433-436頁。
    季旭昇撰 『説文新証』 芸文印書館、2014年、140頁。
    林志強等評注 『《文源》評注』 中国社会科学出版社、2017年、495-496頁。

関連字

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」を音符とする形声文字 (諧声域=*TSOK)
精母清母從母心母
一等平声 侯韻
上声 厚韻
去声 候韻
入声 屋韻 (鐸韻:
莊母初母崇母生母
二等平声 侯韻 ----
上声 厚韻 ----
去声 候韻 ----
入声 覺韻 𪘏
精母清母從母心母
三等A平声 虞韻 -
上声 麌韻 -
去声 遇韻
入声 燭韻 𤗁(藥韻:-
莊母初母崇母生母
三等B平声 虞韻
上声 麌韻 --
去声 遇韻 --
入声 燭韻 (屋韻:𪘏𧯩

意義

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  1. あし
  2. たりるみちる

日本語

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教育漢字 (第1学年)

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名詞

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  1. あし (解剖学) あし
  2. あし)物の下の部分。

接尾辞

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  1. ソク履物一揃いを数える時の助数詞

熟語

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中国語

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発音

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*

形容詞

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  1. 十分な、りる

副詞

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  1. 十分に。

熟語

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朝鮮語

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*

名詞

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  1. (解剖学) あし

依存名詞

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  1. (助数詞) 履物一揃いを数える時の助数詞

ベトナム語

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*

コード等

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文字コード (文字集合規格)
-
日本
中国
台湾
  • Big5: 0xA8AC
  • CNS 11643: 1面 0x4B4D
韓国
  • KS X 1001: 0x706B
字典掲載
康熙字典 1221ページ, 17文字目
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) 37365
新潮日本語漢字辞典 (2008) 12380
角川大字源 (1992) 9765
講談社新大字典 (1993) 16504
大漢語林 (1992) 11132
三星漢韓大辞典 (1988) 1692ページ, 29文字目
漢語大字典 (1986–1989) 6巻、3686ページ、1文字目