出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
- 形声。「門」+声符「𰅡(「必」 /*PIT/の異体字)」の略体(楷書では「才」の形)。戦国時代の中期から晩期、「閉」と同義に用いられていた「閟」の異体字「⿵門⿰才匕」[字源 1]の略体。「しめる」を意味する漢語{閉/*pˤi[t]-s/}を表す字。
- もんがまえの内側にある構成要素「才」について
- 第2画(最初から書いた場合第10画)の終筆ははねなくてもよい。[1]
- 最終画は縦線より右から書き始めるのが一般的だが、縦線ちょうどから書き始め「オ」のように書いてもよい。[1]
字典掲載
康熙字典 |
1330ページ, 14文字目 |
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) |
41222 |
新潮日本語漢字辞典 (2008) |
13604 |
角川大字源 (1992) |
10770 |
講談社新大字典 (1993) |
18176 |
大漢語林 (1992) |
12350 |
三星漢韓大辞典 (1988) |
1835ページ, 5文字目 |
漢語大字典 (1986-1989) |
7巻, 4283ページ, 8文字目 |
- 1 2 『漢字の○×』p.151 江守賢治(日本習字普及協会 1977年11月)