出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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漢字[編集]

(学校で教えている筆順)
[1]

字源[編集]

  • 象形。洪水から逃げる人のさまを象る[字源 1]。「にげる」を意味する漢語 /*laaw/}を表す字。のち仮借して「きざし」を意味する漢語{ /*lrawʔ/}に用いる。
    • 説文解字』は占いのときの亀の甲の割れ目の形と解釈しているが、甲骨文字の形を見ればわかるようにこれは誤った分析である。

甲骨文字

簡帛文字 簡牘文字 古文

小篆

流伝の古文字

戦国時代 説文
(漢)
《六書通》
(明)
  1. 于省吾 「釈兆」 『双剣誃殷契駢枝三編』 北平大業印刷局、1943年、6-7頁。

意義[編集]

  1. うらないうらなうきざしきざす
  2. (台湾、日本、韓国とシンガポール)1,000,000,000,000 = 1012を表すtera-
  3. (本土中国とベトナム)1,000,000 = 106を表すmega-
  4. 漢数字

日本語[編集]

発音(?)[編集]

数詞[編集]

  1. 」の次、「」の前の単位、一兆は1億の一万倍。

翻訳[編集]

  1. 1012

熟語[編集]

中国語[編集]

*

数詞[編集]

  1. 百万

人名[編集]

  1. 中国人のの一つ。

熟語[編集]


朝鮮語[編集]

*

数詞・冠形詞[編集]

  1. (日本語に同じ)兆。

熟語[編集]

ベトナム語[編集]

*

数詞[編集]

  1. 百万

名詞[編集]

  1. きざし。

コード等[編集]

脚注[編集]

  1. 『大きな活字の楷行草筆順・字体字典』江守賢治 三省堂 1983年