出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
漢字
字源
- 「大/*lˤat-s/」に点を加えた後起分化字。[字源 1]「ふとい」を意味する漢語{太/*l̥ˤa[t]-s/}を表す字。
- 金文や戦国文字では「大」が「太」の意で用いられたが、戦国楚文字で「大」の右上に斜めの点の分化符号が加筆され、漢代では「大」の下部に「丶」、「一」、「二」の分化符号が加筆された。
<参考文献>
- ↑ 林志強等評注 『《文源》評注』 中国社会科学出版社、2017年。P.520。
『漢語多功能字庫』「太」
朝鮮語
太 *
名詞
- 大豆。
- 綿。
- 「上納布中, 唐太所織者現露, 則該邑守令, 當勘以不勸農桑之罪。」(崔錫鼎『典錄通考・收稅』)
文字情報
字典掲載
康熙字典 |
248ページ, 10文字目 |
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) |
5834 |
新潮日本語漢字辞典 (2008) |
2177 |
角川大字源 (1992) |
1753 |
講談社新大字典 (1993) |
2952 |
大漢語林 (1992) |
2124 |
三星漢韓大辞典 (1988) |
505ページ, 1文字目 |
漢語大字典 (1986-1989) |
1巻, 524ページ, 1文字目 |