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出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』

漢字

字源

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  • 不明。「」の形が変化した異体字という説[字源 1]や、「」の形が変化した異体字という説[字源 2]がある[字源 3]
    • 『説文解字』では「」を上下顛倒させた文字と説明されているが、これは誤った分析で、「予」とは関係がない。

小篆

説文
(漢)

  1. 林志強等評注 『《文源》評注』 中国社会科学出版社、2017年、21-22頁。
  2. 張世超、孫凌安、金国泰、馬如森 『金文形義通解』 中文出版社、1996年、961-962頁。
    王子楊 「甲骨文“弦”字補釈——兼談“弦”与“幻”的関係」 『文史』2023年1期、5-18頁。
  3. 季旭昇撰 『説文新証』 芸文印書館、2014年、324頁。

意義

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  1. まぼろし
  2. まどわすたぶらかす
  3. 手品

日本語

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常用漢字

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名詞

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  1. まぼろし実体がないのに実在するように見えること。
  2. まぼろしすぐ消える儚いもの。
  3. まぼろし)実在するかどうか確認されていないもの。

熟語

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中国語

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*

熟語

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朝鮮語

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*

ベトナム語

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*

形容詞

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  1. 架空の。

文字情報

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U+5E7B, 幻
CJK 統合漢字-5E7B

[U+5E7A]
CJK統合漢字
[U+5E7C]
文字コード (文字集合規格)
-
  • KS X 1001: 0x7C33


漢点字 六点漢字
字典掲載
康熙字典 341ページ, 13文字目
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) 9190
新潮日本語漢字辞典 (2008) 3095
角川大字源 (1992) 2484
講談社新大字典 (1993) 4310
大漢語林 (1992) 3015
三星漢韓大辞典 (1988) 650ページ, 7文字目
漢語大字典 (1986-1989) 2巻, 1093ページ, 3文字目