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漢字[編集]

草書体

字源[編集]

  1. 張世超、孫凌安、金国泰、馬如森 『金文形義通解』 中文出版社、1996年、2379-2381頁。
    季旭昇撰 『説文新証』 芸文印書館、2014年、741頁。
    林志強等評注 『《文源》評注』 中国社会科学出版社、2017年、12-13頁。
    単育辰 『甲骨文所見動物研究』 上海古籍出版社、2020年、106-108頁。

意義[編集]

  1. うま

語源[編集]

  • イラン祖語 *bāraka- (運搬用の動物、馬)(語根 *bar- 「運ぶ」から)> オセット語 bajrag (子馬)、ヤズグリャム語 varag (馬)、シュグニー語 vōrǰ (馬)からの借用語[語源 1]
  1. Rasmus G. Bjørn, Indo-European loanwords and exchange in Bronze Age Central and East Asia. Evolutionary Human Sciences 4, 2022.

日本語[編集]

発音[編集]

名詞[編集]

  1. うま)ウマ目(奇蹄目) ウマ科に属する動物の総称、特にウマ属に属するウマ。古くから家畜として飼われ、主に乗用や運搬、農耕などの使役用に用いられるほか、食用もされる。日本語では馬肉を桜肉とも称する。
  2. うま)木製または鋼鉄製の4本足の作業台。自動車整備時に車体を仮支えする時、大工仕事で切る木材を支えるなど、用途により多種存在する。
  3. うま将棋竜馬の略称。
  4. マーシャンチーチャトランガのアシュワ(馬)に由来する。チェスナイト将棋桂馬に対応する。
  5. チャンギチャトランガのアシュワ(馬)、シャンチーの馬に由来する。チェスナイト将棋桂馬に対応する。

翻訳[編集]

ウマ目ウマ科に属する動物

  • 英語: horse,(牝馬はmareであり多言語との関連性が指摘される)

(その他、詳細は『うま』を参照)

作業台

造語成分・略称[編集]

  1. 馬来西亜の第1字)マレーシアを意味する語を作る。
  2. 馬来の第1字 主に戦前に用いられた歴史的用法)マレーマライを意味する語を作る。

熟語[編集]

中国語[編集]

*

名詞[編集]

  1. うま
  2. (象棋)馬。

人名[編集]

  1. 中国人ののひとつ。百家姓第52位。

熟語[編集]

朝鮮語[編集]

*

人名[編集]

  1. 朝鮮人ののひとつ。

熟語[編集]

ベトナム語[編集]

*

名詞[編集]

  1. (象棋)馬。
  2. (チェス)ナイト

コード等[編集]

点字[編集]

脚注[編集]

  1. 『大きな活字の楷行草筆順・字体字典』江守賢治 三省堂 1983年