pakno

アイヌ語

カナ表記 パㇰノ

発音

• IPA^(?): /pak.no/, [pak̚.no]

副詞

pakno (後置副詞)

1. (後置用法) ～まで。〜くらい。〜ほど。
   • ape sam ta nea aynu as ru pakno an kuwa a=asi a=sapamuyere hine o ra a=asi ruwe ne hine oraun arpa=an ruwe ne.

     火のそばで、その人間が立ったぐらいある杖を私が立てて、ハチマキを縛って、立ててそれから、行きました。

   • oraun pakno kewtum pirka utar isam iyupne kur ka kewtum pirka p ne korka poniwne wa an kur anakne somo aynu sani ne ruwe ne.

     そしてまもなくこれほど精神のいい人たちはいないほどで、兄のほうも精神が良いものであるが、年下のほうの人は、人間の子孫ではないのです。

2. (文頭用法) これほど。並外れた。
   • pakno kaskamuye yupkep isam pe eci=ne aan kuskeraypo new ka eci=iresu hi eci=ewen ka somo ki kusu ne na.

     あなたたちは並外れて憑神が強かったので、そのおかげであなたたちが子育てをすることで、悪いことはおこらないでしょう。

   • pakno okay pe ka tane itak nu wa. . eramuokay pe ne na! a=ye p nu wa i=kore a=kor son.

     こういうわけだという事も、もう聞いて理解するんだぞ!私のいう事を聞いてくれ息子よ。

   • pakno sitoma pa p isam pe a=katuhu ne wa kusu a=kor kosonte e=ka a=kamure hine a=e=anu.

     これほど恐ろしいものはないというのが私の姿なので私の小袖をあなたの上にかぶせておいたのです。

   • pakno nispa isam nispa a=ne wa an=an pe ne korka tu po a= ukokor hine an =an.

     これほどの長者はいないほどの長者で私はあって、暮らしていたのだが二人の子どもを持っていました。